メンバーの言い分,マネージャの考え

やっとAプロジェクトのマネージャ(池田課長)と打ち合わせが出来た.
納品がどうだったのか?
今メンバーがしている作業は何なのか? といった疑問は全てクリア.


メンバーから聞かされていたマネージャ(兼リーダー)に対する不満と,マネージャが現状をどう考え,どう動いているかの両方を知ってしまった今,ちょっと困った問題にぶつかった.
困った問題と言っても,よくある話しで 『意志の疎通を欠いている』 ってだけの事なんだけど,その状態が既に半年近く続いている為,メンバーのマネージャに対する不信感は大きい.
とてもではないが,当事者達だけでは修復不能と言う感じだ.
個別に聞いた話もかなり食い違っていて,メンバーが
「池田課長が勝手にやっている」
と言うことは,池田課長に言わせれば
「本来は塩田さんにやって貰うべき物ですが,そこまでやるゆとりが無い様なので,私の方でやっています」
となる.
その内容と言えば,客観的に見ればどちらがやっても構わない物. 強いて言えば業務内容をより知っている方が作成した方がいいだろうという感じの物で,塩田さん向きの作業ではある.
たぶん池田課長はそういう話しはしているのだろう. ただ聞く側がもう心を閉ざしているので,聞いていないという感じか?


こんな話しを塩田さんと岡田さんから聞いた.
進捗会議でいろいろ話しをされて,その時は 「そうなんだ」 と想っていても,会議が終わって暫くすると 「結局何がどうなって,何をすれば良かったんだろう?」 となり,なんだか騙された感じになってしまうというのだ.
私が池田課長からいろいろと状況や今後について聞いた限りでは,そんな事は無かった.
今がどうなっていて,今後の予定や,今後の為にやっておくべき事も良く判った.
はやり聞き手が心を閉ざしているのか???


全てを物語っていたのは,打ち合わせの最後の池田課長の言葉.
「今年になってから色々あってメンバーの信頼は全く無くなってしまいました.これから色々と相談に乗ってください.」
メンバーにとっては上司が全てだけど,上司とってはそのメンバーだけが全てじゃない.
はやり上司は大変ですね.
私も外側からだけ見ていて,メンバーの話しか聞いていない時は,マネージャの方が悪いのでは? と安易に想っていたけれど,ちょっと反省。。。