テキストファイルの操作

ファイルを開く

  • OpenTextメソッドは,新しいブックを開いてテキストファイルを読み込む.
  • 読込ながらデータ形式を変換したり,読み込まない列を指定する事が可能.

■カンマ区切りで引用符がダブルクォーテーションのファイルを開く

Sub CSV_OPEN
	Workbooks.OpenText FileName:="絶対パスのファイル名", _
		DataType:=xlDelimited, _
		TextQualifier:=xlTextQualifierDoubleQuote, _
		Comma:=True
End Sub

新しいブックを開かないでファイルを読み込む


既存のブックのシートにファイルの内容を読み込む場合は,以下の手順で処理する.

  1. Openステートメントでテキストを開く(パソコン内部で開かれる)
  2. Inputステートメントでテキストファイルの内容を読み込む
  3. Closeステートメントでファイルを閉じる

■カンマ区切りで引用符がダブルクォーテーションのファイルを読み込む

Option Base 1
Sub CSV_READ
	Dim fileNo As Integer
	Dim str(10) As String
	Dim i As Integer
	Dim j As Integer

	fileNo = FreeFile
	Open "絶対パスのファイル名" For Input AS #fileNo
	Do Until EOF(1)
		Input #fileNo, str(1), str(2), ・・・・, str(10)
		i = i + 1
		For J = 1 To 10
			Cells(i, j).Value = str(j)
		Next j
	Loop
	Close #fileNo
End Sub

Openステートメントで指定するファイル番号は,FreeFile関数を使用して使用可能なファイル番号を取得すると,使用中の番号と重複する事を防ぐ事ができる.
Inputステートメントを使ってカンマで区切られている1行分のデータを読み込む.
この時,テキストファイルの内容を読み込む変数の個数をカンマで区切られたデータの個数と同じにする.