マニュアルの役割って何でしょう？

『CVS操作マニュアル』は，CVSサーバの設定をした人が作ってくれました．
隣のプロジェクトが既に使用していたので，そのから設定を聞き，更にeclipseで使う時の設定や使い方などをまとめて貰ったのですが，これが何とも不評で困ってしまった．
eclipseからCVSサーバを使える様にするところまでは問題ない．
でもそれって大抵の人は一回しかやらない部分．
重要なのはサーバ側を更新したり，サーバー側に新規追加したり，クライアント側のものを破棄してサーバの物を持ってくるとか，そんな雑多な作業のはず．
それなのに，通り一遍な更新の方法は書いてあるけれど，それだけ？(ё_ё)

「マニュアルを作ったので各自設定して使ってください」 と連絡は来たものの，その後疑問／質問が噴出した．

• 競合したときはどうするの？
• 元に戻したい時は？
• 前のバージョンと比較したい時はどうすればいいの？
• 更新すると自分が編集中の物はどうなるの？
• 新しいプロジェクトを追加したいんだけど，どうやるの？

熟知した物でなければ，初期段階から全てを網羅したマニュアルを作るのは難しい．
でも「どこまでが当面必要か？」ということは考えなくてはいけない．
CVSとは何する物ぞ？　と考えれば，必然的に必要な項目は見えてこようという物だ．
マニュアルがあるにも関わらず，設定直後から問題が噴出する様では，マニュアルがその任務を果たしせていないことは間違いない．