技術発表会

毎年4名が選ばれて,自分の携わったプロジェクトの発表会が行われる.
担当になった人はその準備に大わらわで,今週は発表の準備で手一杯.
実務はみな放り出した上に,かなり遅くまで残業したりしていた.
そして今日,いよいよ発表があった.

感想から言えば,準備時間に比べて発表時間が短すぎ.
実務つぶして4日間. 実際には構想を練ったりなんだりで,かなり前からその事を考えてはいたハズだから,発表の準備としてかかった時間はかなりの物になる.
でも発表はたったの30分!(驚)
逆に言えば,たかだか30分の発表の為に時間掛けすぎ!!
しかもこの技術発表会は,強制的に参加させられるのは新入社員のみ.
あとの社員は自由参加.
今回見に行った社員はのべ40人ぐらいか?
それでも部長達が採点し,報償も出るので気合いが入るのは判るけど,それでも実務4日を潰すほどの物では無いのではないか?!(-_-)

うちの部ではこの発表会は 『ユーザーへのプレゼンの練習』 という様に位置づけにしている.
要は 『人前で話す練習』 という事だ.
一応そんな感じで,これからリーダーとなる人達を選んでいる.
建前と人選はいいんだけど,実が伴ってない気がする.
ユーザーへのプレゼンで,こんなに長い時間かけて原稿つくったり,練習したりしないです.
何か間違っている.
何も準備せず,発表の1時間ぐらい前に指名して,今までの知識で喋らせた方が,どれだけ実践に近い事だろうか.
こんな風に甘やかしていると 『時間がないから出来ない』 とかって平気で言う社員が出来上がるんじゃないかとちょっと心配だ(-_-)
現に,これだけの時間を割いておきながら 「準備の時間が足りない」 って文句言ってる人も居たんだから・・・(苦笑)

発表の内容はどうだったかと言うと,今までの話しと逆になってしまうけど,練習不足!!
資料を作ったり,文章を作ったりする事に時間を掛け過ぎて,肝心な話す事の練習が出来ていない.
抑揚もなく淡々と原稿を読む人や,何の話しをしているのか途中まで聞かないと判らない人も居た.
発表はしゃべりが命!
どんなに立派な資料があっても話しが下手だとちょっとなぁ〜 と想う.
お客さんと話しをする時だって,資料がキチンと出来ているのは当たり前で,如何に説明が上手かが決め手になると想うんだけど・・・ね(@_@)